消費電力を見て操る為のアイテム Part1（No.001～010）

この投稿では、消費電力を測定する（消費電力が見える）だけ
でなくタイマーや通信などでON/OFFできる（消費電力が操れ
る）機器をご紹介します。
構成は他のシリーズと同じ、投稿一つ（PartX）毎に１０アイテム
で区切ってあります。


検索用エクセルファイル　※作成中

 エクセルファイルをご覧いただく際にはシート『注意事項』をご確認ください。



TAP-TSTUP121（ナビエネタップ4個口 サンワサプライ）


無線LANの子機を内蔵しており、（株）ユビキタスが運営してる
Navi-Ene（ナビエーネ）というクラウドサービスの利用を前提
とした製品です。

測定項目：消費電力・積算電力量/電気料金・CO2排出量

データはリアルタイム・１日・２週間・１ヶ月の単位で確認できる
とありますが、ハードの仕様は測定周期が１分な上にクラウドへ
のデータ転送時間もあるので、本当の意味でのリアルタイムで
はないようですね。
ポイントとしては
　・WPS対応の無線LANの親機とインターネットへの常時接続が必要
　・表示窓さえないのでNavi-Eneがなくなるとただのガラクタになる
　・Navi-Eneは有料コンテンツ導入を示唆しており無料でどこまで使えるか未知数
　・測定誤差が不明

ソフトの詳細仕様が開示されてないので不明な部分が多くあり
ますが外出先からデータの確認と電源OFFが可能は魅力。
でも、逆に言えばバグ・ハッキングなどで意図せず電源がOFF
になる可能性があるというリスクも・・・



TAP-TST13（スマートプラグパワーマネージャー サンワサプライ）


無線LANの子機を内蔵し、スマホでデータ確認する事を前提と
したある意味今時な製品ですね。
スマホで接続機器のON/OFFが可能なので簡易リモコンとして
使う事もできそうです。
といっても外出先からではなくあくまで同じネットワーク内です。

測定項目：電圧・電流・周波数・力率・消費電力・積算電力量/電力料金・CO2排出量

ポイントとしては
　・設定するのにPCが必要
　・無線LANの親機があり、ネットワーク接続が必要
　・定格は１,０００W（測定範囲は１,１００Wまで）
　・表示部はなく、LEDで４段階のアバウトな消費電力のみ確認可能
　・測定誤差は±４％

製品説明を見た限りでは、測定結果はスマホで見るだけでCS
Vファイルへの保存はできなさそうです。
DDNSを使うと外出先から操作できるような気がしないでもない。



CHE-TM1（プログラムタイマー付きエコキーパー サンワサプライ）


接続機器をON/OFFできるプログラムタイマーに消費電力表示
機能を追加したような製品です。

測定項目：消費電力・積算電力量/電気料金/時間・電気料金（円/時間/節約）・CO2

節約電気料金はタイマーでON/OFFした場合に２４時間使用し
続けるよりもどれくらい『節約』できたかというものですが、あく
まで推測値なので機器によっては正しくない気がします・・・
ポイントとしては
　・消費電力の測定誤差は最大±５％＋１
　・機器によって使用制限があるので説明書をよく読む事！
　　（ヒーター：１,５００W以下/トランス：７５０W以下/モーター：４００W以下/照明：７５０W以下等など）
　・数値の確認は目視のみ



EC-04（プログラムタイマー付きエコキーパー（簡易電力計） カスタム）


CHE-TM1はこの製品の印字を消してるだけですね。

測定項目：消費電力・積算電力量/電気料金/時間・電気料金（円/時間/節約）・CO2



EC-04EB（タイマー付簡易型電力量表示器 ELPA（朝日電器株式会社））


ELPAのＨＰの画像ですが、どう見てもカスタムのEC-04です。

測定項目：消費電力・積算電力量/電気料金/時間・電気料金（円/時間/節約）・CO2



ET55D（節電エコタイマー リーベックス）


測定項目：消費電力・積算電力量/電気料金/時間・電気料金（円/時間/節約）・CO2

ポイントとしては
　・消費電力の測定誤差は最大±５％
　・５W以下だと測定できない為待機電力の確認には向かない
　・通常のタイマー以外に設定電気料金やカウントダウンでのOFFも可能
　・数値の確認は目視のみ


この投稿ではあと４つ追加予定、それ以降はPart2になります


Part2は 作成中 です。

案内所（目次）は こちら です。


（トップ画像：Cyberspace incognita）