2014年3月11日火曜日

型名不明 (Taiwan MATSUO LED電球 25W相当電球色)



メーカー:台灣松尾股份有限公司
型  名:型名不明
製  造:? Made in Taiwan

Amazonマーケットプレイスの三光堂・地球電球本舗980円でした。



E17口金、調光対応、密閉器具は非対応です。


型名は不明ですが、まともなメーカーですし仕様も確認できて
いるのでUnknownシリーズのように素性が心配という事はな
いと思います。



■仕様■
光束:220ルーメン
色味:電球色
寿命:45000時間
電力:4.5W





配光特性もちゃんと記載されています。


注意書きも含めて全て日本語です。
中国メーカーにありがちな機械翻訳臭さはありませんね。



本体は細長く、ケース部はざらついたアルミ系金属です。





温度センサー取り付けはこんな感じです。


トップ画像のように、ピラミッド型のケース部に三角形のLED
実装基板を貼り付けた構造なので温度センサーが取り付け
難いです・・・


チラつき確認です(カバーを取り外しています)。

Panasonic DMC-LZ10 の液晶画面を Nikon COOLPIX S30 で撮影


消費電力の推移は後ほどとして、カバーを外した状態で調光
を試した様子はこんな感じです。



調光時のチラつきはこんな感じです。

100%状態でもやはり調光器具はチラつきが増しますね。


0%状態だと・・・まぁこの製品に限らず全部同じなんですが。




実験時間は約1時間50分×3回です(データ取得間隔は1秒)


消費電力は点灯直後に公称値を0.5Wオーバーするものの
6分ほどで公称値以下になり4W前後で安定推移しています。
温度は悪くない数値、ケースへの熱伝導も問題ないレベル。


電圧との相関を見てみましょう。


橙色で囲んだ辺りに相関がありそうな・・・101Vが境界っぽ
いけど電圧変動が小さすぎて具体的に何Vで消費電力が0.
1V動くのかわかりません orz


照度を見てみましょう。


15分経過時点でもまだ照度が下がっていますね。


調光時の消費電力推移はこんな感じです。


短時間なので安定後下降している可能性がありますが、とり
あえず消費電力は100%でほぼ公称値、0%で1.6W前後
になっています。


数値的には消費電力や温度は特に問題なさそうです。
ただ、15分経過しても照度が安定してないのは調光故なの
かこの製品の特性なのか・・・
とはいえ手間のかかるLED基板の分離&斜め配置をしてま
で配光角を広くしている姿勢は評価に値します。

220lmなのでメインで使うならちょっと明るさが足りないけど
調光できて配光も一般的なLED平面配列よりは白熱電球に
近いので、用途次第で選択肢として十分アリかと思います。


分解投稿は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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