2013年3月4日月曜日

DL-LA52L (シャープ ELM LED電球 40W相当電球色)



メーカー:シャープ株式会社
型  名:DL-LA52L
製  造:?(購入は2013年2月) Made in China

Joshin Web(楽天市場)1,270円でした。


密閉器具対応です。



■仕様■
光束:530ルーメン
色味:電球色
命:40,000時間
電力:7.5W





温度センサーはこんな感じで取付けました(LED実装円板)。


ケース部。




実験時間は約1時間50分×3回です(データ取得間隔は1秒)


消費電力は点灯当初で最大1W、安定後でも最大0.3W公称
値をオーバーしており公称値以下になる事はありませんでした。

温度ですが・・・


ん?

温度測定1回目と2回目で温度差があります。
1回目終了後一度温度センサーを外し、別の日に2回目を測定
したので測定ポイントがずれた為・・・にしてはLED実装円板と
ケース部揃って同じ傾向、約10℃の温度差は大きすぎますね。

そこで追加で温度計測を行いました。

注:グラフがうねうねと波打っているのはエアコンの影響です。

・・・ばらついています orz
4と5は測定時の室温による低下だと思われますが、5aと5aa
は同じタイミングでLED実装円板を測定しているのにピーク時で
6℃温度差があります(測定ポイントは2cmも離れていません)。


【考えられる原因】
①測定時の室温差の影響
 他の製品はここまで大きな温度差が発生していない為、影響
 があるにしても室温だけが原因とは考え難いです。
 何より5aと5aaの温度差の原因にはなり得ません。
②熱分布
 主な熱の発生源はLEDと回路に使われている電子部品です。
 熱源からの距離や構造で温度に差が出てきます・・・でもLED
 付近でそこまで温度差があるものかなぁという疑問はあります。
③構造
 この製品、LED実装円板に樹脂製のカバーが付けられてます。
 つまりLED部分以外は樹脂カバーにセンサーを当てて温度を
 測定していたわけです。
 カバーの影響を受け難いかと思いセンサーをネジに当てたり
 してたんですが、構造的に熱に偏りがある可能性があります。
④測定方法
 発熱がすごい為、テープの粘着が弱まって実験中に緩んだり
 ずれたりしている可能性があります。


まぁ手持ちの機材ではこれ以上詳細な検証は難しいですし結
論としてはめっちゃ熱いという事で・・・
(とりあえずLED実装円板90℃ケース部48℃と判断します)。


次に電圧との相関を見てみましょう。


電圧が100V以下でも消費電力は公称値を上回っていますね。


消費電力は最大0.3Wオーバーなら誤差といえなくもないです。
温度に関しては・・・これを密閉器具で使用したらかなり不安な
気がするのですが本当に大丈夫なんでしょうか?
管理人的にはおススメできません。


分解投稿は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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